色・心・からだ
イメージセラピー

「色彩心理のすべてがわかる本」では、色を使ったセルフセラピーを紹介しています。その中でイメージセラピーも紹介しました。ここで詳しくは触れませんが、私たちはイメージに反応するこころやからだを、日常でも体験しています。

たとえば「梅干しを、よ~く思いだして、あの酸っぱさをイメージしてください」と言ったら、唾液が出たりしませんか?また、明日は大事なプレゼンテーションだと考えただけで、肩に力が入ったり、胃が痛む、汗ばむといった経験はありませんか。
どれも実際に食べたり、行動しているわけではないのに、イメージが「からだ」や「こころ」に影響を及ぼし、反応が生じているのです。
ある報告では、ガンの人がガン細胞と戦うイメージを強く持ち、病気を克服したと伝えています。またカウンセリングなどで実際に行う「自律訓練法」は、世界的にも有名なイメージを使った治療法です。そういえばスポーツ選手が訓練として、成功のためのイメージトレーニングを積んでいる話も有名ですね。


ここでご紹介するイメージセラピーは、訓練など特別な話ではなく、イメージの力を自分の「リラックス」に役立てるための、とても簡単なものです。
イメージの内容や方法については、ご自分がリラックスできて、気持ちいい感じを味わえるなら、だいたい何でもよいのだといえます。大事なのは「とても気持ちいい」「とても落ち着いている」というイメージを強く持つことです。

とはいえ、最初から自由にイメージをしてくださいといっても難しいので、「セッション1 ディープフォレスト」では、単純で基本的なイメージセラピーの方法。
「セッション2 夜の音」では、イメージだけでなく、動きもつけて、少し変化のあるセラピーを提案しています。
初心者の方は、セッション1から始めると、イメージの感覚がつかめるかもしれません。
ぜひ、お試しください。

注:音の再生には少し時間がかかります。
   音が悪い場合はヘッドホンなどでの再生をお勧めします。

ディープフォレスト 夜の音